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【君の膵臓を食べたい】の感想 [本/文学芸術]


君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい

  • 作者: 住野 よる
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2015/06/17
  • メディア: 単行本


【君の膵臓を食べたい/住野よる/15年6月初版】
キミスイ、読みました?
2016年本屋大賞2位の作品です。ちなみに1位は「羊と鋼の森」。
これで2016年は、1、2、4、10位の作品を読んだことになる。

本屋大賞2016では、一番好きな作品です。
やっぱ青春恋愛ものはいい。

読み始めます。
あれ?シンクロした。句読点のタイミングが、じぶんのリズムとあってる。
言葉の選び方や、ひらがな比率も感性がちかい。そういう人ってたまにいますよね。
ああ、これは村上春樹の文体と作風、マネてるな^^
2pほど読めば、みんな感じるとおもう。

指摘しなくても、本文中で村上春樹をリスペクトしてることがわかります。
そこ読んだとき爆笑しました。正々堂々とオマージュ(パクリ)をカミングアウトしてる。とっても爽やか。
それも最初から貼った伏線としてコクる。そう回収したかと^^
ざぶとん10枚です。


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あらすじをwikiより。

『主人公である「僕」が、病院で偶然拾った「共病文庫」というタイトルの文庫本。
それは僕のクラスメイトである、山内桜良(やまうち さくら)が綴っていた秘密の日記帳であり、
彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが記されていてた。

僕はその本の中身を興味本位で覗いたことにより、身内以外で唯一桜良の病気を知る人物となる。
「山内桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合うことにより、僕、桜良という正反対の性格の2人が、
互いに自分の欠けている部分を持つそれぞれに憧れを持ち、次第に心を通わせ成長していく。

そして僕は「人を認める人間に、人を愛する人間になること」を決意。
桜良は恋人や友人を必要としない僕が、初めて関わり合いを持ちたい人に選んでくれたことにより、
「初めて私自身として必要されている、初めて私が、たった一人の私であると思えた」と感じていく』

16年10月にマンガ連載開始、17年は小栗旬&北川景子主演で映画化とか。
ん?高校生役に北川景子?とふしぎに思うと、原作の12年後が追加されるそうです。
ああ、セカチューパターンやね。と、プロデューサーがセカチューと同じでした^^


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デイリーによると、
『原作の12年後を描く「その後」パートでは、
教師となった「僕」を小栗旬(33)、ヒロイン・桜良の親友・恭子を北川景子(30)が演じる。
2人は初共演。物語は母校に帰ってきた「僕」が過去を回想する構成となっている』

これは楽しみです。
成長した「僕」を見たかったから。よしこの映画は見にいこう。

読んだ時に感じた類書。
・セカチュー
・風立ちぬ
・ぼくは明日、昨日のきみとデートする

どれも成就しない、切ない恋というか。
いや、片思いではないので、成就したとも言えるか。
初夏のホタルのような儚いものに、なぜ人は惹かれるのだろう。


・シンドラーのリスト
・マジソン郡の橋
なんかも類書かな。追想部分で泣かすという手法。

そういえば12月は見たい映画がたくさんあります。
・ぼくは明日、昨日のきみとデートする
・スターウォーズ
・君の名は。

「君の名は。」をまだ見てなくて。すんごく見たい。世界中で大ヒット。日本発のムーブメント。
いつまでやるのかな。時間がとれそうな正月休みに行きたいなあ。


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一冊の本についての場面を、「キミスイ」から。
読んでなかったので速攻で読もうと思ってます。

「阪急電車」では、高知の地酒で相手を家に誘います。
「キミスイ」は、一冊の本を借りにくる?と相手を家に誘います。


『僕はクラスメイトであった彼女に連れ出されない限りは、
以前から休日を自分の部屋で過ごす性分だった。

部屋で僕はたいていの時間、本を読んでいる。
指南書や自己啓発本は好まず、小説をすすんで読む。
ベッドの上に転がって、白い枕に頭や顎を預けて、文庫本を読む。
ハードカバーは重いから、文庫本のほうがいい。

現在読んでいる本は、彼女から以前借りたものだ。
本を読まない彼女が人生で唯一出会った至高の一冊』


『「そんな呆れた目で見ないでよ。はいはい、じゃあ話を戻すけどね、
私この前、本は全然読まないって言ったじゃん」

「言ってたね、漫画は読むけどって」

「うん、だけどあれから思い出したことがあってさ。私、基本的に本は読まないんだけど、
小さいときから一冊だけ好きな本があるの。お父さんから貰ったんだけどね。興味ない?」

「なるほど、それは僕にしては珍しく興味があるよ。
好きな本っていうのは、人となりを表すと思ってるから。
君みたいな人間がどんな本を好きなのか気になる。で、なんなのその本は」

彼女はもったいぶったように間をあけてから言った。
「星の王子さま、知ってる?」

「サン・テグジュペリ?」

「ええ!知ってるの?ちょっとぉ、
私外国の本だからさすがの【仲良し】くんも知らないと思って張り切ってたのに、損した」』


このあと僕が彼女に本を持ってきてと頼むと、
女の子に重たいものを運ばすの?とりに来て、という展開です。

なんかアマゾンのランキングで、星の王子さまが上位にいるのが謎だったんですが、
キミスイの影響もあると思う。




Somewhere only we know♪- Lily Allen




星の王子さま (新潮文庫)

星の王子さま (新潮文庫)

  • 作者: サン=テグジュペリ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 文庫




(関連図書)
「阪急電車」を読んで「土佐鶴本醸辛口」を呑んだ。本当にうまかった。
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2016-05-28

【風立ちぬ/堀辰雄/1936~1938年初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2013-07-27

【ナラタージュ/島本理生/2005年2月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2016-08-16

【ぼくは明日、昨日のきみとデートする/七月隆文/14年8月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2016-08-23


またね♪

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