So-net無料ブログ作成

富の不均衡バブル/若林栄四 [本/Biz経済]






富の不均衡バブル 2022年までの黄金の投資戦略

富の不均衡バブル 2022年までの黄金の投資戦略

  • 作者: 若林 栄四
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2014/06/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


【富の不均衡バブル/若林栄四/14年6月初版】
昨日行った本屋のビジネス書で10位でした。久しぶりに読んだ若林本は面白かった。当たらないかもしれないけど、当たりそうな気もする。


マクロ経済評論家は、なかなか新しい人が出てこないですね。2008年リーマンショックという時代の変わり目に、三橋貴明や渡邉哲也なんかが出てきて、それ以降あまり出てこない。で、ちゃんとしたマクロ分析ができる人は限られるので、同じ人の本ばかり読んでしまうことになる。どんどん面白い新人が出てきてほしいです。


そういえばこの前渡邉哲也のブログを読んでると、麻生派の勉強会で30名ほどの国会議員に経済政策について話をしたとか書かれてました。三橋や渡邉あたりの推すケインズ的政策やミドルクラスの復権が日本で成されると、日本は復活します。竹中平蔵的なグローバル化が進むと日本はダメになる。と思う。理想かもしれないけど。
hqdefault[1].jpg


この本に書かれてることは、醜悪な貧富の格差は行き過ぎて、揺り戻しのサイクルに入る。RRM型不況(バランスシート不況)で世界は長いデフレになる。日本は20年のデフレから脱却し、日本市場は活況になる。米国市場は長い低迷期に入る。デフレの時代は金(ゴールド)は暴騰する。金は長い値上がりのサイクルに入る。(詳細は読書メモで、もっと詳細は本書で)


三橋貴明はアンチグローバル、ケインズ的な政策を今はとるべきだと訴える。若林栄四は相場のひずみが貧富の格差を解消する、資産インフレを終わらせる、との解釈です。
keynes[1].png


結局同じことを言ってる。相場というのは人の想念の集合体みたいなものだから、長く続いた新自由主義の時代が限界にきて、転換していく。それを勝手に転換すると見るか、時代の代弁者として三橋貴明的なるものが声高に訴えて、その結果として転換していくと見るか、その差じゃないかな。


ただ日本も財源が底をついてきてる。昨日の吉田繁治のメルマガでは、社会保障費に毎年40兆円超の国債発行が必要で、もう限界にきてると。公共投資に回すカネはなさそうです。
http://www.cool-knowledge.com/2014/08/03/1065/
↑必読。この人天才です。


アンチグローバルというか、人件費の切り上げ(分厚いミドルの形成)も難しい。グローバル企業じゃない内需中心の製造業でも、国内の主要顧客に、安価な人件費をベースとする韓国材や中国材が入ってくると、対抗価格で値下げせざるを得ない。
ChinaINternetUsr[1].jpg


顧客の資材側からすると、値段が一緒なら国内材を使うけど、高いなら外材を使いたい。結局マーケットはひとつなんですよね。。。日本の人件費は高すぎるから、切り下げざるを得ないような気がします。サラリーマンとしては自己否定になっちゃいますが・・・。

みんなの給料を上げると、会社が淘汰されてしまう。


以下に読書メモを

(広告)




<グロテスクなトップ1%>
1979年には「トップの1%の家族」が全米事業収入の17%を得ていた。2007年には事業収入の43%と、キャピタルゲインの75%を得ている。グロテスクとしかいいようがない。
Rich-man[1].jpg



<共和党議員は増税できない>
オバマが主張する富裕層への増税は共和党は全員反対だ。当選3回目までの共和党議員のほとんどは、当選するときに援助してくれた共和党支持の団体に対して、「決して増税には賛成しません」という誓いの言葉を入れており、富裕層への増税に賛成票を投じられない。したがって富裕層増税による所得の再配分などという芸当は不可能なのだ。



<社会正義としてのマーケットの鉄槌>
現在の貧富の格差は、天、人ともに赦されざるレベルにある。マーケットはQEにより人為的に暴落すべきものが暴落していない。新自由主義で押しすぎた失敗の決着はついてない。だとすればそれに鉄槌を下すべくマーケットは景気の長期低迷で対抗し、株価も大幅下落後、長期低迷となることが社会正義である。株価の長期下落あるいは資産価値の下落が、人為的に縮められない富の格差を少しでも縮小する方向に働くのは確かである。



<ニューヨークダウの今後>
チャートは相場が天井だと言っている。しかもこれから少なくとも10年は高値更新ができないぐらい天井であると言っている。1982年以降の上昇相場はここで終わる。メガホンパターン(詳細は本書)で、現在16,500ドル近辺であるが、6000ドルまで落ちる可能性がある。相場の低迷は長期にわたる。新自由主義というドグマ、あるいはレーガンアジェンダの終わりという意味で。



<日本株の今後>
日経225は2030年に6万3000円になる。米国はデフレになりドルが強くなる。ドル円相場は2015年に125円になる。米国株が下がると日本株も下がるが、日本株の下値は切り上がってくる。日本株は戻り高値を更新する。世界デフレの中で高度成長期のような株価の伸びは期待できないが、4倍程度にはなる。2014年には安値を付け、2015年後半から50年目の上昇期に入る日本の株価は1万7000円からスタートし、2021年~2022年には3万円前後というのがチャートの語るところだ。



<金の今後>
1980年~2000年までの米国は、株価が14倍になる世界であった。この間はいわゆる資産インフレである。資産インフレというのは「カネがカネの再生産を活発化させる時代」である。つまり投資の時代。投資の時代にはカネはいるが、金はいらない。金そのものは最悪の投資対象である。配当も金利も生まない。

デフレの時代は非投資、現金が強い。その現金の究極の形が金である。いま金を買わない人は相場をやらないほうがいい。金相場は2022~2024年に3000ドル(今1300ドル弱)を付ける。金価格が3000ドルに到達したところで、今度は25年サイクルボトムへの暴落の備えをする必要がある。

中国が買うとか買わないとか、インドが買うとか買わないとか、ジョン・ポールソンのファンドが売るだとか、そういう雑音に耳を貸さず、ひたすら信じることが大事である。
Gold-wallpaper-6[1].jpg


p.s.投資は自己責任で^^


金色の髪の少女♪
君のことで頭がいっぱいなんだ♪
君がいないと生きていけないよ♪
やっぱり告白できない♪

アメリカで、金色の髪の少女♪金よりカネより、美しい女性が一番かも^^



Complete Greatest Hits

Complete Greatest Hits

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Rhino / Wea
  • 発売日: 2001/08/21
  • メディア: CD



(広告)



nice!(22)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 22

コメント 6

heroherosr

この本に書かれてることは、今後日本の景気はよくなるということですか。
じゃあ信じます、信じたいです。
by heroherosr (2014-08-06 17:22) 

DEBDYLAN

僕もセニョリータの方が・・・^^;

by DEBDYLAN (2014-08-07 00:22) 

don

heroherosrさんこんにちは~
景気、よくなって欲しいですね。
目先は消費が冷え込んでますが[__犬]
by don (2014-08-08 12:40) 

don

DEBDYLANさんこんにちは~
やはりそうですか。そう思ってました^^
by don (2014-08-08 12:41) 

みかん

donさん、こんにちは^^

美しい女性、癒されますよねん。 私の中で、永遠に美しいのが
本上まなみさんです。 オットの会社で日本の本を買える募集があり、
今日、4冊届きました。 donさんブログで惹かれた「スナックちどり」、
「オレがマリオ」、「女のいない男たち」。
それと本上さんのエッセイ「落としぶたと鍋つかみ」でござります-^^b

8月はちょっとブログお休みになりそうです。
夏バテに気を付けて、過ごしてくださいね^_^
by みかん (2014-08-09 09:00) 

don

みかんさんこんにちは~
イケメンも癒されるでしょう。
うちの奥さんは昔、金城武にキャーキャー言ってました^^;

アメリカ暮らしだと図書館に行けないので、大変ですよね。
ずっと買ってるとお金も大変だし。。

みかんさんも夏バテに気を付けて、素晴らしい夏をお過ごしください[__犬]
by don (2014-08-09 11:23) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました