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100歳まで健康に生きるための111の話~ジョコビッチ快進撃の秘密はグルテンフリー [本/健康心理]






白澤教授が贈る 100歳まで健康に生きるための111の話

白澤教授が贈る 100歳まで健康に生きるための111の話

  • 作者: 白澤 卓二
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
  • 発売日: 2015/06/16
  • メディア: 単行本


【100歳まで健康に生きるための111の話/白澤卓二/15年6月初版】
表紙がなんとなく胡散くさかったのですが、思いのほか面白かった。
毎日新聞の毎週木曜日の夕刊コラムをまとめた本です。
1項目は見開き2pなので、興味のある項目だけさらっと読めます。

白澤教授(順天堂大学)という人は全く知らなかったのですが、
海外の最新の医療研究を、わかりやすくまとめてます。
新聞コラムなので、一般の人向けで、興味深く読みやすい。

べつに今は100歳まで生きたいと思ってませんが、
80歳ぐらいになると、どんな心境になるのでしょう。
家族を支えるため、孫の未来を見たい、いろんな欲望がわいてるかも。

以下に要約読書メモを。

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<腹7分目が長寿の秘訣>
2009年サイエンス誌。アカゲザルの動物実験で腹7分目が寿命を延ばすことが実証された。
76頭を成長期が終わるまでは通常のエサで飼育し、カロリー制限群と通常群にわけた。
カロリー制限群には、カロリーを70%に減らしたエサを20年間与え続け、
病気の発症率や死亡率、認知機能、学習機能に及ぼす影響を調べた。

ヒトの年齢に換算すると70~80歳になったとき、脱毛状況など老化状況に明らかな差が出た。
通常群は37%ががんや心臓病、糖尿病などで死亡したのに対して、
カロリー制限群は13%しか死亡してなかった。

認知機能もカロリー制限群のサルは保たれており、MRIを撮ると脳の加齢性変化が観察されなかった。
腹7分目はボケずに長寿の秘訣のようだ。




<長寿の秘訣は肥満と喫煙を避けること>
長寿の研究でもっとも注目されているのは、サーチュイン遺伝子とテロメアDNAだ。
テロメアは遺伝子の保護キャップのようなもので、「命の回数券」と呼ばれる。
テロメアの再生は、長い間無理だと考えられていたが、
サーチュイン遺伝子にテロメアがすり減るのを、抑える動きがあることがわかった。

ロンドン大学の研究によると、ロンドン在住の1122人の女性のテロメアを調べたところ、
肥満の人はそうでない人に比べてテロメアが8年分も短く、
1日1箱を10年間続けた喫煙者は、2年分短かった。

サーチュイン遺伝子をオンにしてテロメアを長持ちさせるには、肥満と喫煙をさけることだ。




<健康を保つ5つの生活様式>
英国エルウッド博士の研究チームが、2235名の男性の生活様式を30年間にわたり追跡調査。
生活様式と糖尿病、脳卒中、がん、認知症の発症率との関連性を検討した。

健康を保つ5つの生活様式は以下。
1.BMI(体重kg÷身長mの2乗)を18~25に保つ
2.1日3皿以上の野菜果物を採取し、脂質の摂取を総カロリーの30%以内に抑える。
3.1日に3.2キロ以上歩くか、1日に16キロ以上自転車に乗るか、定期的に強度のスポーツをする。
4.喫煙していない。
5.アルコールは1日3杯以下で週に1日以上は休肝日をもうける。

上記の4つ以上を継続的に実践できた男性は、そうでない人に比べ、
糖尿病と脳卒中の発症率は50%減少し、総死亡率は60%減少した。
認知症の発症率と認知機能の低下は36%に減少していた。

追跡した30年間、上記の5つの生活様式を維持できた人は全体の1%。
4つ以上維持できた人は全体の5%に過ぎなかった。




<認知症予防に緑茶は効く>
佐賀女子短大の長谷川名誉教授は、緑茶を飲んでいる人にアルツハイマーが少ないことに注目し、
緑茶を飲んでいる人は、ホモシステイン酸という神経性毒性物質の血中濃度が低いことを発見した。
長谷川名誉教授は、6人の認知症患者の食事にお茶の葉を加え1か月間摂取させたところ、
認知機能が明らかに改善した。




<人工甘味料でも血糖値上昇>
イスラエルのエリナフ博士の研究。話題になった。
カロリーオフやカロリーゼロと表記された人工甘味料では、「耐糖能異常」が起きる。
血糖値を下げるインスリンの働きが悪くなり、食後の血糖が上昇する。
「前糖尿病状態」と考えられる。

エリナフ博士は人工甘味料のカロリーがゼロであっても、
「耐糖能異常」を起こすことを、ヒトとマウスの実験で証明した。

エリナフ博士は、カロリーゼロに変えても体重が減少しない原因を、長年追求してきた。
人口甘味料は大半が吸収されずに腸に到達する。
ヒトもマウスも「腸内細菌」の構成に大きな変化が認められたのだ。
糖尿病や肥満を予防しようとすれば、今後は人工甘味料も避けたほうがよさそうだ。




<薬に負けないリンゴ>

apple[1].jpg

1日1個のリンゴで医者いらず。英国の古いことわざ。
オックスフォードのブリッグス博士の研究チームは、数学モデルを使い、
「1日1個のリンゴ」と「コレステロール阻害薬スタチン」の予防効果を比較した。

博士の推定では、英国では1760万人のスタチンの投与対象者がいる。
その全員にスタチンを投与した場合、年間9400例の心臓病を回避できる。
しかしスタチンの予防的投与では、1万件を超える糖尿病や1千件の筋疾患を招くと予見された。

一方で50歳以上の英国人の70%にあたる2200万人に、1日1個のリンゴを摂取してもらった場合、
年間8500例の心臓病死亡を回避できると算出した。もちろんリンゴには副作用はない。

⇒おもうに製薬会社は「毒」である薬をつくることから、
無農薬のリンゴやら自然食品を作ることに、転換したほうがいいように思います。
富士フィルムみたいに。変化しないととコダックになる。




<野菜果物の摂取量を増やすと死亡リスク低下>
ハーバード大のフー教授の研究。
83万3234人の参加者と5万6423人の死亡を含む16件の研究結果を、総合的に分析した。
1日の果物野菜の摂取量が1皿増えるごとに、全死亡リスクが5%低下すること」が明らかになった。
1日5皿までは比例して全死亡リスクは直線的に低下したが、5皿以上の摂取では減少しなかった。
米国の有名な「マクガバリーリポート」は、
もろもろの慢性病は、肉食中心の誤った食生活がもたらした食源病であり、薬では治らないと結論した。
さらにもっとも理想的な食事は、「元禄時代以前の日本人の食事」であることを明記した。




<ジョコビッチの快進撃の秘密はグルテンフリー>
かつて集中力と体力を保てなかったのは、
食事に含まれていた植物性タンパク質のグルテンの影響だった」と自著で告白した。

ジョコビッチはグルテンを含む小麦製品を完全に断ち、乳製品は避け、
大豆プロテインのシェークを飲み、アボガドやカシューバターをたくさん食べ、
砂糖はごく少量にとどめている。

米国で130万部のベストセラーになった「小麦は食べるな」によると、
小麦に品種改良と遺伝子導入が繰りかえされた結果、
グルテンなどの含有タンパク量がヒトの耐性限度を超え、
さまざまな病を起こしていると警笛を鳴らす。

gluten-free-diet[1].png

⇒小麦っていろんなものに入ってる。
パン派の人はご飯派に、うどんは蕎麦に、パスタやピザは我慢すべし。
クッキーやケーキは、大豆やシリアルバーにチェンジする。そうするとグルテンフリー。




<座っている時間が長いと寿命を縮める>
ルイジアナ大学のカツマルジク博士は、座っている時間と寿命の関係を解析した。
平均的な米国人は1日に7.7時間座って過ごしている。

座る時間を1日3時間未満に抑えると平均寿命は2年延びる。

座っている時間を減らす方法として、立ったまま作業できる机や会議等の、
オフィスでの工夫を提案する。

著者は座る習慣をエクササイズに変換する有効な方法として、
仕事用の椅子にエクササイズボールを置き、その上に座ることを提案し、
著者もオフィスで愛用しているとのこと。

⇒オフィスで自分だけエクササイズボールに座るわけにはいきません。
椅子の上に置くタイプもあるので、これでも買ってみようかな^^

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  • 出版社/メーカー: ALINCO(アルインコ)
  • メディア: スポーツ用品






<筋力低下は40歳代から>
スペインのヘントフト博士によると、一般的に40歳代以降10年ごとに約8%筋肉量が減少し、
70歳を過ぎると筋肉量の減少は10年ごとに15%にも達すると指摘する。

米国のワインバーグ博士の研究では、たった1回20分の筋トレで記憶力が約10%アップすると。
20分の筋トレで2日間認知機能が増強するので、隔日の筋トレでも記憶力を増強できるかもしれない。




<バランステスト、20秒以下ならMRI検査を>
50歳を過ぎて転びやすくなった人。
開眼片足バランステスト(両手を腰に当て片足立ちの姿勢を続けてみる)を行い、
20秒以下だったら病院でMRI検査を受けたほうが良い。

京大の田原准教授の1400人弱を対象とした研究では、
片足で立てない人と「脳微小血管病変」の関連性があった。




<皮肉屋は認知症発症リスクが3倍>
フィンランドのニューボーネン博士の研究。
皮肉屋の傾向がある高齢者は、他の危険因子を考慮した後の解析でも、
傾向がない高齢者に比べ、約3倍も認知症を発症しやすいことがわかった。

皮肉屋かどうかは以下のアンケートで判断した。
・人は誰でも他人を出し抜くためにウソをつくと思う。
・誰も信用しないのが最も安全だ。
・人は誰でも何かを失うくらいなら、卑怯な手を使っても利益をつかもうとする。
などの質問にどの程度同意できるかを評価し、皮肉屋のレベルを3群にわけた。



98歳になった老人♪
宝くじに当たった翌日に亡くなった♪
大好きな人には♪
きれいな奥さんがいる♪
人生そのものが皮肉だと思う♪

アラニスモリセットでアイロニック♪




Jagged Little Pill

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Maverick
  • 発売日: 1995/07/10
  • メディア: CD



関連記事:
【真面目な人は長生きする/岡田尊司/14年9月初版】
http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2014-11-22

【50歳を超えても30代に見える生き方/南雲吉則/11年10月初版】 
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【医者が教える、知らないと怖い50の真実/酒匂常男/14年3月初版】 
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【断薬のススメ/内海聡/15年3月初版】
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コメント 4

heroherosr

BMI18.6、体脂肪率10.4%になって心配になり調べましたが、中年以降は寄せているよりもちょいポチャぐらいがいいそうですよ。
アルコールとニコチンを止めてまで長生きしたいと、これっぽちも思いません。
by heroherosr (2015-09-09 22:21) 

みかん

donさん、おはようございます^^

この人の顔、見たことあるなぁと思ったら
「免疫力をアップする塩麹のおかず」という本を
持っておりました☆

りんごはほんとに体にいいのですね。
ぜひ、薬の代わりにリンゴ栽培をしてほしいものですね!!

グルテンfreeはこちらでも根付いているようですね。
ホールフーズなど自然食系では勿論ですが、
私の家のお隣にあるカフェでも、最近ヒューストンで作っている
グルテンfreeの美味しいレモンクッキーが発売され、
ハマっています~(^ω^) でも、完全に断つのは無理だなぁ^^;
by みかん (2015-09-09 22:52) 

don

heroherosrさんこんにちは~
ちょいぽちゃがいいのですか。
言われてみると、そうかもしれませんね。
ぼくも酒とたばこは止めるつもりはありません。
[__犬]
by don (2015-09-10 12:24) 

don

みかんさんこんにちは~
本もたれてましたか。
有名な人なんでしょうか^^

りんごはぜんぜん食べてませんが、
今後はたまにスーパーに寄ってリンゴ買おうかなと思いました。

アメリカはグルテンフリー根付いてますか。
あんまりこちらでは言ってる人は見かけないですが[__犬]
by don (2015-09-10 12:26) 

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